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院長の加藤通子です。

自分のことで恐縮ですが、結膜下出血を起こしやすい体質らしく度々、しかも重要な学会や会合の前に決まって起こるので困っていました。白目の部分が真っ赤になってしまうので会う人にびっくりされてしまうのでなんとかならないかなと考えていました。というのは眼科に行くと2週間ぐらいで自然に治りますというだけでなにも介入してくれないのです。そこで歯科医の私ですが眼科の勉強をして結膜下出血症状をなんとか早く元の白目に戻す方法がないかと研究してきました。

まず結膜下出血について簡単にふれますと、結膜とは白目の表面を覆っている粘膜のことをいい、大小の血管が多数存在しています。結膜下出血とは、結膜下の小さな血管が破れて出血したもので、白目部分が真っ赤になります。程度は様々で、小さな点状のものから斑状、時には眼球結膜全体をおおう広範なものもあります。また、血腫を作ることもあります。結膜下の出血では、眼球内部に出血が入ることはなく視力低下の心配はありません。

私は点滴療法研究会 高濃度ビタミンC点滴療法認定医であります。簡単に言えばこの療法はビタミンの様々な薬理作用を研究し応用するものであります。そこで目に対するビタミンの作用を調べました。ビタミンCの作用として細菌から目を守る、周辺の血管強化、白内障予防、水晶体透明度の維持などが挙げられますが注目したのが周辺の血管新陳代謝の増加による強化作用であります。まず多量のビタミンCが必要でしょう。ビタミンB群は、眼精疲労に効果があり、ビタミンB1を摂取することで、目の疲れを癒やすことができるので、目の酷使などで目が疲れ気味のときなどに多量に消費されることがわかっていますので、結膜下出血の早期症状改善にはこのビタミンB群も必須と思われます。

そこで最適な点滴処方として選んだのがマイヤーズカクテル+高濃度ビタミンC点滴療法であります。マイヤーズには体の代謝に必要なミネラルやビタミンB群がいれてあるので適しているであろうと思われます。さらに高濃度ビタミンCを加えることによって作用が飛躍的にすすむのではないかと考えたわけです。そこで実際にマイヤーズカクテル+高濃度ビタミンC点滴(マイラン社製アスコルビン酸12.5g:レモン625個分のビタミンCに相当します)を点滴してみました。

よく朝起きてみて自分の眼をみて驚きました。1日であんなに真っ赤だった白目がわからないくらいに白くなっているのです。しかし理論的に考えればあり得ることで、その結果を期待して自分の体に点滴をしたわけです。私自身もその効果に非常に驚き、うれしく満足しています。

点滴療法についてもう少し詳しくお知りになりたい方は当院ホーページ美容口腔外科点滴療法の項を参考にしてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。