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「10年間悩み続けた患者様、オールオン4&ザイゴマで感動の涙とスマイル!」〜インプラント外科医カトウサトシ〜

インプラント外科医 Dr.KATOです。

 

私の使命はインプラントを用いた総合治療で患者さんを真に幸せにすることです。

口元が乱れていると笑わない笑顔を見せないヒトとなり、知らない人から見ると怒っているのか?と思われがちです。そうなると気難しいヒトという印象となり、コミュニケーションを取ることを敬遠されるようになるかもしれません。次第に孤立に向かう傾向があります。

思い当たる人が必ずいると思います。なぜか?

それは毎日のように相談にくる患者様が全国からお見えになるからです。

このような悩める方々の一つの解決法が当院で行われているオールオン4&ザイゴマです。

ご相談にみえる患者様は”怖い”でも”直したい” ”歯医者に行ってこんなふうに言われた”とか、”いろいろなたくさんのインプラント処置を行っている施設に相談に行ったけどなぜか気が進まなかった”など様々です。

もし思い当たる方がいらっしゃったら遠いかもしれませんが、あなたの一生がかかっています。ぜひご相談ください。

下記患者様の症例は当院のインフルエンサー登録いただき掲載をご快諾いただいている患者様です。

患者様は何年もの間悩み続けて当院に治療を希望して来院された患者様です。

60歳代後半男性の患者様遠方より後来院いただきました。ホームページのメールでご相談いただいたあとでのアポイントでした。

患者様のお話によると汚れて形の悪い歯が見えるために10年間ほとんど笑わなかったそうです。

10年間悩み続けましたが、今まで決心がつかなかったとうことでした。治療をするために色々な施設のホームページをいつもみていましたが、最終的に当センターが残ったそうです。

私はいつもこう答えます:当センターに来院される方はほとんど同じようなお話をしてくれますよ、あなただけじゃなんです、と。

治療法について説明し、治療費や日程について説明し、通常は3回の来院で終了です!というと決まって:こんなに早いんですか?と驚かれます。遠方の患者様が多いため来院回数が少ない方が良いに決まっています。

 

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初診時の患者様の口腔内の状態。あまり綺麗とは言えない状態です。治療に苦労の跡が見られますが、このような患者こそインプラント治療による “顎顔面建築工学”を応用したオールオン4&ザイゴマが必要と考えられます。まさに<案ずるより産むが易し>です。考えていても前に進みません。行動が大切なのです。

 

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レントゲン写真を観ると上下ともほとんど1本の歯にささえられているようです。

これでは食べるにも、見た目にも問題が残るのは当然です。

 

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1日目の上顎の手術とインプラント固定の歯が入った状態。口元が綺麗になりお顔が別人のように自然な緊張のない表情となりました。患者様から“感動”という言葉をいただきました。

 

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2日目の下顎の手術で下にもインプラント固定の歯が入りました。見違えたでしょ!

患者様も信じられないというお顔で、とても喜んでいおただきました。

ここで当院のKDCオールオン4&ザイゴマ2日集中治療について簡単に説明します。

ここまで到達するのに30年の近くの年月を要しています。

KDCオールオン4&ザイゴマ2日集中治療ー最短3回目で最終補綴(最終的な歯)まで進むことができます。

1日目:上顎オールオン4&ザイゴマ

•上顎インプラント後PVS印象ー直ちにスキャン&アナログ用上顎作業模型作成

•プロビジョナル作成

•上顎プロビジョナル装着

•片顎または対合歯がある場合は即日マウスガード作成(プロビ印象が必要)+60

•口腔内 顔写真及びCT撮影

•帰宅または指定ホテル宿泊

 

2日目:下顎オールオン4

•下顎インプラント後PVS印象ー直ちにスキャン&アナログ用下顎作業模型作成(約2時間で模型完成)

•プロビジョナル作成装着し咬合調整 咬合採得&デザイニング

•上下プロビジョナルを外してプロビジョナルを利用した咬合器の上下作業模型装着

•咬合器に装着されたコーピング付き作業模型とプロビジョナル付き作業模型のスキャン

•咬合器から外された上下のプロビジョナルの装着

•上顎マウスピースのお渡し

•口腔内、顔写真及びCT撮影

 

3日目:上下顎最終補綴セット(約1~2週間後)

•咬合調整 仮封

•口腔内 顔写真及びCT撮影

治療説明および確認(通常は3-4か月後 術後最終確認とCR仮封)

 

以上が本法の工程表です。

待ち時間をストレスなく過ごしていただけるように手術受けた患者様専用休憩室と付き添いの方専用休憩室を別々にご用意しております。

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当院技巧ラボ部門LabDigiで制作されたインプラントの上につく人工のジルコニアセラミックの歯です。一つ一つに歯が自然に見えるように細かい工夫がされています。当センター独特の”顎顔面建築工学”の原則が生かされています。上からジルコニアデスクのミリング、カラーリング、乾燥、歯肉のカラーリングと慎重に仕上げられていきます。

 

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最後にチタン製のコーピング接着を行います。Passiveな適合を確認し咬合器上で噛み合わせを補正するスプリットキャストによるリマウントという行程で細かい噛み合わせを修正していきます。

 

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その後にピカピカツルツルにする研磨と仕上げを行って完成です。

 

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これが来院時の口腔正面写真です。

 

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これがジルコニアセラミック装着時の写真です。夜休む時は必ずマウスピースを装着し歯軋りによる有害な力をコントロールします。

 

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まるで別人でしょ!綺麗な歯によるスマイルはご本人のみならず周囲の人にも良い印象を与えることができます。

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患者様と記念写真です。当センターの恒例行事です。

私の最も幸せな時間です。

ありがとうございます(o^^o)